almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ドント・ウォーリー

  • 朝いち、フォーラムでドント・ウォーリー。実在の風刺漫画家、ジョン・キャラハンの自伝を元にその半生を描いた作品。
  • 展開は一風変わっていて、複数の時点から彼が車いす生活を送るはめになった顚末そしてどん底から立ち直るプロセスを追っていきます。過去を悔いて自暴自棄になる姿や、そこを何とか抜け出そうともがく姿がじっくりと時間をかけて丁寧に描かれるため、胸を深くえぐるような痛みと切実さがじわじわ迫ってくるのを感じました。
  • 具体的に言うと「自分もあの頃つらかった」みたいな事をあれこれ思い出してしまって涙目。わたしはあの人を許せるの?あの人に許してもらえるの?という自問自答が止まりませんでした。うぬぬ…古いかさぶたを引っ剥がして、無理やりこじ開けた新しい傷口に塩を塗り込むような痛みですよこれは…!
  • とは言え、身障者のキツさやままならなさやもどかしさを描く以上にユーモアや優しさが散りばめられているため、全体としては重たさよりも軽やかさと清々しさが印象に残りました。猛スピードで電動車椅子を乗り回したり、女の子とよろしくやったりしてる姿には爽快感すら覚えましたよね。初登場時のルーニー・マーラの愛らしさったらなかったですよね。あーもーガッサン、やっぱり金髪ベリショの美女が好きよね〜と合点がいったという話。ジョンが通うセラピーのメンバーとしてキム・ゴードンとベス・ディットーが出演していたのにも驚きました。

  • 映画のあとは夫と待ち合わせて三越の北海道展へ。網走ビールの流氷ドラフト片手に場内を練り歩き、コロッケ4種詰め合わせと旭川あらかわ牧場のチーズを仕入れて帰途につきました。帰宅後さっそくコロッケでお昼ごはん、カチョカヴァロ入りのコロッケが特に美味しい。
  • 先発は釜田。何だこのホームラン祭りは。夕方出かける予定があり、その頃には終わるだろうとタカをくくっていたらまさかの延長12回、4時間55分の死闘と相成りました。あと少しだけ早く釜田を替えていれば、結果はまた違ったものになっていたのではないか。山下がかつての本拠地で2本も打ったというのに、それで一時は勝ち越したというのに、それで試合を決められないなんてあまりにも悔しいです。ファームから急遽福岡に帯同、即スタメン出場の辰己には明日以降も何とか頑張ってほしい…。おやすみなさい。