- 朝湯からの散歩からの朝湯*1。赤倉温泉のお湯は無色透明でほんのわずかにとろみがあって、熱すぎないというよりはややぬるめに設定されているおかげでひたすらゆるゆる浸かっていられます。露天風呂に肩まで沈んでぼんやりしてると、10分くらいで耳のうしろあたりからじんわり汗が流れ出てくるの。白濁&硫黄臭の鳴子みたいにわかりやすい「温泉キメたぞ〜」感とはひと味違って、これもまた良いです。女湯にはシャンプーバーと称したたくさんのシャンプーから好きなものが選べて、シャワーヘッドはボリーナで、ドライヤーはサロニアといろんな工夫がなされているのも楽しい。湯上がりにいただいた女将のお手製梅ジュース、おいしかった。
- 朝ごはんは炊きたてつやつやのごはんに納豆、温泉卵、山形のだし、さわらのねぎ味噌焼き。これでもかってほど品数が多いのにひとつひとつの量が絶妙で、満腹ながらもお腹がはちきれそうにはならないあたりがありがたいです。いろんなものがちょっとずつ食べられてうれしい。
- 宿を出たあとは南のほうへ。尾花沢の産直で朝採りのアスパラを買い、大好きな東根の文四郎でいつもの麩を調達しました。コロナの影響で試食は取りやめとの貼り紙にしょんぼりするも、実際には取り分け方式で唐揚げやらかりんとうやら麩まんじゅうまでいただけてほっとするやら嬉しいやら。いつものご家庭用焼麩(切れ端)をたんまり買い込み、だだちゃ豆の麩まんじゅうなど甘味も抜かりなく調達しました。わーい!
- お昼は山形勤務経験を有する夫レコメンドの冷たい肉そば。寒河江の名店・吉亭にて具材たっぷりの鳥そばをいただきました。シンプルかつスタンダードな肉そばのおいしさに三つ葉・たけのこ・しいたけ・長ねぎの旨味が相乗効果で畳みかけてくる最高のやつ。「寒河江に来たからにはアレも買わんとな」ってことでさがえ屋本店にも立ち寄り、仙台店ではお目にかかれないお煎餅の数々に圧倒されるなど。
- 寒河江からお隣の天童に移動したところでドライバーとしてのわたしはお役御免。何故かって?それはこれから、満を持して天童ワインで試飲に臨むからです。フゥ〜!矢継ぎ早に計7種ものワインをどんどん注がれ、品種や味わいの説明をされるがままに飲み干してくのめっちゃ楽しい。ごちそうさまでした。食事に合いそうな濃いめの白と、夫も飲めそうな甘い香りのロゼを1本ずつ調達したので家で飲むのが楽しみです。ふふふ。
- 帰りは山形ワンタン本舗で生餃子、作並の産直で野菜を買うなどして下道をのんびり進みました。山形はあんなにいい天気だったのに、ひと山越えたら雲が厚くて驚いた。以上、宮城と山形を1泊で巡る旅でした。混雑してたのは今日のお昼の吉亭のみで、他はどこも空いてて快適でしたのでご参考までに。
競技会としての東京五輪にしか興味がないので「歴史の証人として見届けねばならぬ」という義務感のみで歯を食いしばって耐えてきたけどとてもしんどい。ああもう今すぐロンドン五輪開会式のの007とスパイスガールズで口直ししたい
— almost everyday. (@almost_everyday) 2021年7月23日
- ここまであれほど中止中止中止って騒いでた輩どもが、いざこの日を迎えてみたら実にあっさり手のひら返してなんとも無邪気に開会式のあれこれにやいやい言って盛り上がってるのを目の当たりにして「こいつら全員、善悪の判断基準どうなってんだ?」とあきれ返ったバカバカしさに身悶えしました。その浅薄さもチョロさも慎みのなさも何もかも、わたし、ずっと忘れないから。おやすみなさい。
*1:写真は夜と朝の比較です