almost everyday.

its a matter of taste, yeah

カモン カモン

  • 午後、フォーラムでカモン カモン。当初の上映館、この辺りだとTOHOシネマズこっきりで「シネコンで観るマイク・ミルズ×ホアキン・フェニックス…?味気ねえ、ってか風情がねえ!福島でも山形でもいい、遠征だ遠征だ!」とプンスコしてたんですけども、このたびめでたくフォーラムにかかったのでいそいそ初日に駆けつけました。よかった。うれしい〜!
  • 4つの都市の子どもにインタビューを試みるのと並行して甥っ子との唐突な同居生活を描く、という構成が驚きとともに時間をかけて説得力を増していき、次第にふたりが親密になっていくプロセスがもうね、たまりませんでした。件のインタビュー場面では子どもの心に寄り添う優しい劇伴を、ここぞの場面でズドンとくる曲繰り出してくる辺りの手腕が最高っスよマイク・ミルズ…!と膝を打った次第です。特に舞台がNYへと移った際のプリミティヴス、夜の横断歩道でどちらからともなく自然に手を繋いだ瞬間のWireがもうね、他の誰にも出来ない芸当。最っ高…!
  • 観ていてしんどかったのは主人公の妹であるヴィヴの置かれた状況で、既に鬼籍に入った母が「息子を溺愛し」「娘を理解しない」人となりだった上、介護の大半を彼女が担っていたであろうことまで示唆された日には「そりゃ兄ちゃんとギクシャクして当然っスよ…」としょんぼりするより他になかったし、病んだ夫とよく似た風変わりな息子を「愛している」のに「一緒にいると気が狂いそうになるときがある」ってめちゃくちゃ人生ハードモードじゃねえか、とひたすら切なくなったんでした。目を皿のようにしてエンドロールを凝視して、スペシャルサンクスにミランダ・ジュライの名前を見つけてようやくもろもろ報われた気がします。その後の話はまた後で(※朝ドラだけで5,000字近く書いてしまったので、さすがに分けてアップしました)。
  • 先発は瀧中。そりゃまあ塩見に3打席連続でいいように打たれまくった瀧中もアレだった、けどさあ、味方にあんだけ援護もらえたらそら高橋も気持ちよく投げられたでしょうねええええ?って話なのです。明日は勝とうぞ。おやすみなさい。