- 午後、 ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ。メインビジュアルが見てのとおりクラシカル英国紳士なカンバーバッチさんドーン!なのと、邦題がベタに甘々なもんでつい「憎めない変わりものの愛妻家かつ愛猫家、その生涯を追うハートフルストーリー!」的なもんを思い浮かべてしまいそうになりますが、その実態はウェイン晩年のヤバい作風から一歩も逃げない意欲作でした。そっちかー。そう来たかー。
- 冒頭、晩年の荒れた姿と父を喪った若き日とが交互に映し出されたもんで、これはてっきり時系列をゴリゴリ弄ってくるものとばかり思ったんです。が、いざ物語が始まったら年表を順繰りに追ってくだけの平板な展開。表題よろしくチャプターごとに西暦表示までしてくれちゃって、テンポのもたつきをごまかしてるような気がしてしまいました。特に、数多の障壁を乗り越えて手に入れた筈の結婚生活があまりにもあっさりと描かれてしまったせいで、亡き妻の記憶をよすがに生きる苦悩までもが結果的に薄れてしまったように思います。
- また、妹たちが「兄の稼ぎにぶら下がる金の亡者」にも「兄のやらかしで良縁に恵まれなかった悲劇の姉妹」にも見えるあたりがノイズ化してね?とも思いました。妻と暮らした幸せな日々をフィーチャーするなら前者を、妻亡きあとの苦悩に振り切るなら後者をより強く印象づける必要があるに違いないけど、この脚本だとどっちつかずで中途半端な印象が拭えませんでした。
- 他方、スロー映像を多用したり劇伴がやや過剰に物語をリードしてる感があったりするのも個人的にはあんまり好ましくなかったです。それとタイトル、これは内容を踏まえると原題の「ルイス・ウェインのエレクトリカルライフ」のほうがよほどしっくり来るのではないかしら。
- 最後に良かった探しをひとつ。1881〜1900年代初頭あたりのファッション、特に女性陣のウエストを細く絞った優美なお洋服はめちゃ眼福でした。逆にモフいにゃんこショットはもうちょい多用してくれてよかった。
- 遡って今朝、重い重い腰をようやっと上げてWindows8.1から10へのアップグレードに着手しました。結論から言うと、有線接続3h弱で失敗・中断なく作業完了。あれこれ調べてWi-Fiをあらかじめ無効化しておいたのが功を奏してか諸々サクサク進めることができました。ここまでの経過は以下のとおり。
- というわけで、段取りとしては抜けや漏れなく至極スムーズに準備を進めることができました。ちなみにWindows8.1のサポート終了日は2023年1月10日ですので、おうちマシンをしばらく眠らせたままのうっかりさんは年末年始を目処にあらためてバージョン確認されることをお勧めいたします。
- というか、そもそも何ゆえ我がPCのアップグレードをここまで遅らせてたかって話なんですけど、恐ろしいことにかつての勤め先の独自システムが(ピーーーーー)じゃないと動かないとか、あらゆる制約てんこ盛りだったんですよね。最後の2年間は多少なりともリモートデスクトップのお世話になってましたので、後々なんらかのいちゃもんをつけられたりしても困らないよう念には念を入れてギリギリのこのタイミングまで引っ張ってたわけです。後は!もう!知らん!好きにしてくれ。
「…こんな時だからこそ、楽しく行きません…?」「権ちゃん、もうお前が止めるしかないよ」が祈るような声色だった。こちらがどうこうじゃなくクロアチアのキーパーが神がかってた、素晴らしかった #本田の解説
— almost everyday. (@almost_everyday) 2022年12月5日
- 後半からではAbemaに接続できない恐れあり、とのことで今日はキックオフ30分前からTVの前へ。結論としては、120分+PKまるっとフルで観て画像が乱れたのはわずか2、3度、それもほんの一瞬のことでした。Abemaは一体どんだけW杯に予算を注ぎ込んだのでしょうね…?ありがたやありがたや。
- ところで、この試合でも延長の末PKまでもつれこむとの予想を掲げていた*1今大会の勝利の女神こと影山優佳さま、もはやアイドルどころじゃなく今すぐにでもJリーグタイムのレギュラー出演者に抜擢されて然るべきでは…?おやすみなさい。
*1:その後4-3で日本勝利というスコア予想は願望込みだったに違いない、と今ならわかる