almost everyday.

its a matter of taste, yeah

触れるだけで優しくなれるような

  • 仕事帰りにspotifyで次松大助さんのソロを。こうしてゆっくり音楽に耳を傾ける時間が持てるのは、長距離通勤の数少ない美点であると思います。一日の疲れがゆっくり溶けてく心地よさ、そしてこれから夜が始まる高揚感をも感じさせてくれる流麗な声と音色。耳から栄養。ふいー、落ち着く…。
  • たとえば自分が遠い昔、寝る間を惜しんで勉強したとか血ヘドを吐くまで部活したとか嫌な上司を言いくるめたとかいう事実は確かに存在しているのです。でも、それがいかなる状況下においても正解だったとは限らないことを自分は既に知っています。様々な条件とタイミングとその他いろんな要因が重なり合ってたまたま事態がいい方に転がっただけで、自分以外の誰かがそれを同じようになぞったとしても上手くいくとは限らない。それがとてもよく分かるので、年若い後輩にカビの生えた成功体験を語って聞かせるような真似だけは何としても避けねばなるまい、と常に己を律しているわけです。
  • が、それはそれとして、それとは全く別のところで「あれだけの努力とその成果が誰にも認められないのは寂しい」と思ってしまう自分がいるのもまた事実っちゃ事実なのですよね。血ヘドを吐きつつこの世のすべてを呪っていたあの頃の自分が、今の自分を睨みつけているような気がしてならない。こういう気持ち、これからどうやって折り合いをつけて行ったらいいんでしょうか。わからないよ。おやすみなさい。