almost everyday.

its a matter of taste, yeah

I don't make you happy

  • とんでもなく気温が上がる、と聞いてポロシャツ1枚二の腕むき出しで出勤したというのに、こんな日に限って冷房の試運転が入るという報われなさよ。結局、職場に常備してある薄手の七分袖カーディガンが手放せなくなるという間抜けな1日を過ごしました。本当、何やってんだろ…。
  • 先発は辛島。のはずが、初回いきなり負傷退場という運のなさ。代わって急遽マウンドに上がったのが森、ここでいきなり2点を献上。森には悪いが正直なところ、この時点で今日の試合は終わったようなものだとばかり思っていました。が、今日の森は違ってた。まさかこんなにも頼もしい森が観られるとは。
  • 1回裏に茂木のツーランですぐさま試合をふりだしに戻すと、森もつられて気合いが入ったのかそれともいっそ開き直ってハイになったのか定かではありませんがとにかく、2回3回いずれも三者凡退に抑える好投。その後4回にソロを打たれたり5回にピンチを招いたりするも何だかんだで最終的には5回3失点。アクシデントにより急遽登板を余儀なくされたことを思えば、これは立派に試合を作ったと言える出来だと思います。
  • これまでの森のマウンド捌きはいつも何だか自信なさげで、ちょっと打たれたり四球出したりしたらたちまちしょげてあれよあれよと自滅もしくは打ち込まれる、というパターンばかり見てきました。が、今日はその気弱さがあまり感じられなかった。ちょっとくらいボールが先行してもフルカウントまで粘るふてぶてしさと、前の打席で打たれた相手にも落ち着いて対峙できる客観性を見た気がしました。こんなことは初めてです。これは、遂に、2012年ドラフト1位が今度こそ本当に覚醒しつつあると見て良いのかもしれません。
  • 初回の茂木、6回の銀次と、打たれてもしぶとく追いすがる打線の粘りも良かったです。が、追いつきこそすれ逆転には至らないあと一歩のところをもうちょっと何とかしてほしい。7回裏に突如こちらへ試合の流れがやって来てすわ勝ち越しかと喜んだものの、続く8回に福山が痛恨のスリーランを打たれた辺りからして両チーム既に集中力を欠いていた感が否めません。このスリーランもヒットとエラーを経て出た一発だったわけだし、その後もエラーは続いたのだものな。ううむ。
  • 膠着状態のまま延長へともつれ込んだ試合はその後、12回に小野が打たれて力尽き手痛い敗戦となりました。試合時間、なんと5時間16分。わたし自身も高梨が回をまたいだ辺りで力尽き、日付が変わってしばらくしてからようやっと覚醒いたしました。森を諦めない勇気とそれに応えた森が印象に残った試合だった。平石監督代行は我慢強いな、そして選手を信じて送り出してるな、という芯の通った気持ちの強さを見た気がします。それでは、あらためましておやすみなさい。