almost everyday.

its a matter of taste, yeah

もうそろそろ気づいたろう?

  • 一年で最も職場がせわしなく慌ただしい日、皆が皆わき目も振らずがむしゃらに働いていて、お昼のチャイムとともにNHKのニュースが流れた途端誰からともなく「…おおお〜」と低く小さく呻くような声があちこちから聞こえてきたんですね。この瞬間のことはきっと多かれ少なかれ、ここに居合わせた全員の心のどこかにくっきり刻まれたはずだ。というあやふやながらも確信めいた気持ちが湧いてくるのを感じていました。
  • ところでわたしはと言えば、その瞬間にちゃんと画面を見ていなかったため「レイワ」を「メイワ」に空耳し、その結果真っ先に脳裏に浮かんできたのが魚コード©明和電機といういろんな意味で間違いだらけの歴史的瞬間を迎えるはめになったのでした。これからの人生、さまざまな局面で象徴的な事象としてあのNa-Cordを思い出すことになるのか…と思うと何とも不思議な感じがします。いや、光栄であります。
  • それはそれとして、現元号にさしたる思い入れがないばかりか新元号への期待も希薄だったおかげで「令和」はまずまず悪くない、と言うよりむしろ大ありじゃないかという気がしてきました。字面も響きも昭和に近くてすんなり耳に馴染んでくるし、むしろ平成という元号を初めて知らされた30年前のはっきりとした違和感を思い出してしまったではないか。「ヘーセー、ってなんか締まりがなくて間延びしてんな…」と子供心に感じたのですよ、あの日たしかに。
  • …などという昭和生まれの戯言はこのくらいにしておきましょう。今日もよく働きました。おやすみなさい。