almost everyday.

its a matter of taste, yeah

幻影列車

  • 昨夜はライブ後、楽しく飲んで店主としこたま話し込んで気づいてみれば深夜というよりもはや朝。宿にたどり着いてそのまま気を失うように就寝、夢も見ずに眠り込んで目を覚ましたらもう7時でした。東京は今日も天気が良さそう。
  • 宿は今回も格安のカプセルホテルを押さえたのですが、ヘッドボードにあたる部分が広く窓に面しているためスペース的にゆとりがあって快適でした。そして何より、シャワーの水圧が申し分ない。熱めのお湯を首と背中にたっぷり浴びつつ3分ばかし深呼吸を繰り返したらだいぶ頭が頭がすっきりしました。さて、そろそろ出発です。
  • まずは東京駅の改札内でコインロッカーに手荷物を預けてから朝食を。ラーメンストリートの前を通りかかったら六厘舎に相変わらずの行列ができていて、他に何かいいとこないかなと辺りをぐるり見回して入ったお店がこちらです。

  • ソラノイロの煮干し中華そば700円、東京駅特典として新幹線の当日チケット提示で100円相当のトッピング追加あり。わたしはたまごを選びました。朝ラーメンは通常メニューよりもやや小ぶりのサイズであるらしく、起きぬけのまだまともに働いていないであろう胃にもするっと収まりました。わたし、やっぱりこの手のスープが澄んでる麺が好き。

  • その後は腹ごなしとして八重洲口から京橋・銀座方面を散歩、歌舞伎座まわりは朝から大賑わいでした。このエリアは外国人がとても多くて、とりわけ今日の決勝戦を心待ちにしているであろうラグビー関連ウェアをお召しの方がわんさか。10時台にして11月とは思えないほど陽射しが強く、街を行き交う人の2割くらいは半袖姿だったりします。体感としてはお彼岸くらいの時期の陽気、いくらなんでも暖かすぎやしないでしょうか。むしろ暑いくらいですよ。

  • せっかくこの界隈まで来たからには、とばかり喫茶YOUの開店待ちに名乗りを上げ約30分。並び始めたタイミングがちょうどよかったおかげで、開店と同時に入店できました。名物オムライスとコーヒーのセット、老舗の味わい。オムライスは供された瞬間から既に柔らかい卵液がとろり流れ出していて食欲をそそりました。甘いケチャップライスに滑らかな卵が絡む至福のおいしさ、これはきっと生クリームがふんだんに使われているはず。食後のコーヒーにはクロテッドクリームが添えてあり「熱いうちに入れてください」との説明がありました。コーヒーには何も入れないのが好きなのでそのまま飲んでしまったけど、液状でも粉状でもないクリームとはめずらしいな、と感心するなど。

  • 立て続けにおいしいものをもりもり平らげた後は、日比谷公園を散歩したりベンチでしばしうとうとしたりしました。園内のテラスでは結婚パーティー、音楽堂では何かのデモが催されていて賑やかながらものどかな雰囲気が心地よかったです。緑が多いところはいいな。日比谷のミッドタウンはフィルムフェスで親子連れがたくさん、屋外の大きなスクリーンで観るトイ・ストーリーはなかなかの迫力。鹿児島の焼酎フェスも楽しそうでした。
  • その後は銀座の歩行者天国を冷やかしつつ日本橋まで歩いて、いろんな県のアンテナショップを覗いたりお土産を調達したりとか。長野や奈良のお店では立ち飲みができるとあって、ならば是非とも三重に行かねばと思い立つも、立ち飲みどころかそもそも商品コーナーに而今がなくて大いに驚くなど。え…?三重の酒といったらまずは而今じゃないの…?どうなってるの?教えて三重県人。るみ子の酒は複数種類置いてあったけど而今がないのはマジで解せない。
  • それはそれとして、このところあまりにも仕事運がアレすぎるのでせめてもの厄払いとばかりおいせさんお浄め塩スプレーを買い求めるなどしました。お守り代わりに持ち歩いて、良からぬものをガンガン滅していきたい。気休めって大事。

  • あちこち歩いて東京駅に戻った後は、黒塀横丁でおやつにビール。2年前の九州旅行のお土産としてCDを買い求めたSIX LOUNGEの曲がかかっていて、店内モニターでは先日のイングランドvsニュージーランド戦が再放送されてました。はー、落ち着く。おいしい。バレンシアオレンジ入りのエールビールがさわやかでした。ありがとう東京、また来ます。おやすみなさい。