- 仕事終わり、チネでリアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ。うーん、圧倒的カタルシス不足。
- ノエルとの断絶からビーディ・アイの一部始終、家庭内のゴタゴタを経てソロ活動で第一線に返り咲くまでをみっちり追ってる、それは分かる。分かるんだけど、どこを盛り上げて何を見せつけたいのか、そのポイントがことごとくぼやけていると感じました。少なくとも、オーディエンス目線で「見たいものを見せてもらえた」という満足感からは程遠い出来栄えと言わざるを得ません。
- まず、なんて言うかこう、作品全体を覆うムードが終始重苦しいんですよね。具体的に言うと、劇伴がずっと不穏。リアムのソロにそういう曲がない、と言ってしまえばそれまでなのかもしれないけれど、だからって何もあんなプロフェッショナル仕事の流儀みたいな演出じゃなくたって良くない…?UKならBBCのドキュメンタリー?せっかく世界最高峰のボーカリストを撮ってるのに、その歌声を存分に聴かせてもらえないイケズぶりには首を傾げるより他にありませんでした。本作の製作にあたり「テロ被害を受けた地元マンチェスターへのチャリティだろうがコールドプレイとのサプライズだろうが、ノエルの曲は絶対に流すべからず」みたいな念書でも書かされたんでしょうか。アビイロードでのレコーディング場面での女声アリア?みたいなアレもさっぱり意味がわかんなかったです。すごい不自然。
- 唯一の救いは日本語字幕がよくありがちな外タレインタビュー口調ではなく、ごく日常的かつ2000年代以降らしい自然な話し言葉に訳されていたことでしょうか。元RO粉川しの氏の監修とくれば、そこら辺はお手のものかもしれませんね。それにしてもああ、公式にはリアムが全部で何回ファッキン言ったか数えて教えてほしいです。冒頭の数分だけでも7〜8回は言ってたと思う。
リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ。あーん公式さんお願い、リアムが全部で何回ファッキン言ったか数えて!教えて!マジでとんでもない数になるはず (@ チネ・ラヴィータ in 仙台市, 宮城県) https://t.co/NnMfz9nuQS pic.twitter.com/OyCGshAuiB
— almost everyday. (@almost_everyday) 2020年9月25日 - 本日の勤務は福島出張、直行直帰でOK。…というわけで、なんと今週一度も出勤しておりません。やればできるもんだな、ふむ。
- 散歩は朝、雨脚がまだ弱いうちにサクっと。例によって気圧のアレで朝は固形物が喉を通らず、早めに出張先近くまで移動してゆっくり食事を楽しみました。ロールキャベツがごろんと入った野菜スープとかご盛りパンのランチ、おいしい。映画の前にはあたたかい碾茶でひと休み、季節のお菓子が可愛かったです。
- 先発は塩見。山賊打線相手に食らいつけたのは上出来、ここまで連投続きできのう一日休んだだけの牧田が打たれちゃ仕方ないって話でしょう。マイヒーロー福山の三凡も観られたことだし、明日は勝ちましょ。おやすみなさい。