almost everyday.

its a matter of taste, yeah

どうしたって泣かずにはいられない

久しぶりに、本当に久しぶりに、自分の部屋で心穏やかに目覚める土曜の朝。それだけなのに何だかとてもうれしくて、朝ドラが始まる頃にはぱっちり目覚めて洗濯したり掃除したりちまちまごはん作ったりとくるくる動き回ってました。それがひと段落ついたら、これもまた久しぶりに大好きな映画「モンド」のDVDを鑑賞。わたしが持ってる映画のDVDは、今のところこれ1本だけです。何度見ても飽きない、だけじゃなくていつも何かしら新しいところにはっとさせられる人生(いやまだ半生だな)ベスト映画。うつくしい映像と楽しげな音楽と雄弁な静寂とが生命力あふれる茨のように絡み合ってて、そのかけがえのなさだけで満たされていられればいいといつも思っているのに、最後はいつも静かに涙を流すことになります。いつかわたしが死んだら、そのときはこの映画のパンフレットを棺に入れてもらいたいなあ。そのくらい好き。

13時すぎ、バスで帰ってきた相方を迎えに停留所まで。帰ってきたら即ごはんです。あっさり和食をがっつり食べたい気分だったので、野菜中心メニューをこれでもかっつうくらい作りだめしておきました。昨日から煮てた大根と手羽元、きゅうりと大根の千切りサラダ、白菜とお麩と春雨のあんかけ煮、じゃがいもとわかめのお味噌汁、おろしたとろろ芋。肩で息するくらいがんがん食べまくったのに思ったほど胃には溜まらなかったみたいで、食事を終えて2時間後くらいにはもう作り置きのチョコレートケーキ(3日前に焼いといたやつ)をコーヒー飲みつつ食べちゃうくらい食欲全開なのでありました。せーり近いんだな、きっと。胃袋の底が抜けちゃったんじゃないか、と訝りたくなるくらいどんどん食べられちゃうんです。これじゃまるで成長期だ。

お風呂はゆるりと、塩マッサージしながらうだうだ話して1時間くらい。互いに腕とか背中とかかわりばんこにすりすりしつつ肩もんだり愚痴言い合ったりしてじっくり肩まであったまります。つきあい当初はシャワー派だった(たぶん)相方も、この冬くらいからじわじわと長風呂派に移行しつつあるようで「離れてても妙なところが似てくるもんなんだなあ・・・」とこっそり思ったりした次第です。いっしょに住んでなくたってこうなのだから、いつか名実ともに家族になったりしたらほとんど兄弟化(もしくは親子化)してしまうんじゃなかろうか。どうなんだろう。おやすみなさい。