almost everyday.

its a matter of taste, yeah

モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ

  • 紛うことなきクソ映画オブザイヤー、ここに決定。東北生まれブリットポップ育ちの身には清々しいほどクソすぎてもはや「突っ込んだら負け」の様相を呈していますが、更なる突っ込みどころを探すためだけにむしろもう一度観たいような気さえしてきました。取り急ぎ以下、野暮を承知で音楽寄りのアレな点を10箇所挙げておきます。どうしよう。語り尽くせる気がしない。
    • ブラーの話、出会いのシーンで即終了*1
    • マイヒーローはジミヘン*2
    • 「ヘッド」を名に持つバンドを列挙するシーンの字幕、あろうことかトーキングヘッズを省略*3
    • とりあえずヴァクシーンズに謝ってほしい*4
    • 「カーブって何者?」という疑問を誰ひとり持たない*5
    • 売れてもいないバンドのライブがPAへの雑な指示とペラい精神論でいきなり盛り上がる*6
    • 生涯ベストのはずのKID A、「僕には実験的すぎた」…だと…?*7
    • 形見よろしくそのKID Aを手渡したあと、おもむろに流れる曲がI wish I was*8
    • 売れてもいないバンドが理由もなくしれっとFOALSの前座に抜擢される*9
    • 売れてもいない前座が演奏を始める前から既にフロアが温まっている*10
  • まあ、あれだ。宇宙遊泳を聴きながらするセックスはさぞかし気持ちよかったんでしょうね、よござんしたね。としか言いようがない気もしてきました。何から何までご都合主義のイケメン無罪ドリーム映画、こんなんにタイトルだけでも貸したブラーは心が広い。広すぎるよ。

  • というわけで。箸にも棒にもかからぬという評判が既に知れ渡っているのかどうかは知る由もありませんが、とりあえずこの日のMOVIX仙台がわたしひとりの貸切状態であったことをここに名言いたします。いやね、確かに、公開2週目のレイトショーですよ。でもね、今日って土曜日ですよ?こんなことってあるの?マジで?ねえマジで?そりゃ音楽業界も縮小するでよ…。ううう。なんだかしょんぼりしちゃう。悲しい。悲しい。とても悲しい。
  • さてと、気を取り直して日中の話。旧友たちと高層階にて昼酒キメてご機嫌にてあれこれ喋りたおしてました。ああ、もう楽しい。ほんっと楽しい。

  • 年明けには温泉行っちゃう?という楽しい悪巧みも進行中。ふふふ、楽しい。明日は早起き、おやすみなさい。

*1:まさか劇中、1曲たりとも流れないとは

*2:ブラー愛を語ったその舌の根も乾かぬうちの発言。そこは、そこだけはお願いだからグレアムと言ってほしかったがむしろこの節操のなさがクズっぷりにリアリティをもたらしていると言えなくもない

*3:「訳者もポンコツかよ!」と思わずスクリーンに向かって叫ぶところでした

*4:ライブ中に愛を囁く恋人同士がモッシュエリアに?邪魔あああああ!

*5:出会った時点で既にマイスペが存在しているネット時代にもかかわらず、誰もググって裏を取ろうとしないあたりお花畑にも程があるっていうかお前らそもそも売れる気なくね?

*6:むしろステージ前が空く

*7:格好つけてわかったふりして聴いてただけのアルバムを生涯ベストに挙げる薄っぺらさよ

*8:KID Aは今あげちゃったから手元にない?だからベンズ聴いてる?はああああ?見栄とはいえ仮にも生涯ベストのアルバムを、よりによってバンドマンが、たった1枚しか持ってない?保存用は?布教用は?ていうかそもそも初期しか聴いてないんだったら開き直ってクリープかけときゃいいものを

*9:英国内でのFOALSの立ち位置が心配になってくる勢い

*10:DJがとんでもない凄腕だったとしか