almost everyday.

its a matter of taste, yeah

keep breathing

「ため息をつくと幸せが逃げる」というようなことを最初に言い出したのは誰なんでしょう。まったく理解できません。少なくとも今は。
ため息をつくのは苦しいからで、苦しいのは喉元に息がつかえているからで、その息には肺の中の空気だけじゃなく身体の中に溜めこんだ苛立ちや悲しみや他にもいろいろ、短い言葉で説明しきれないどろどろやぐちゃぐちゃがたっぷり含まれていて、それをため息というかたちでいったん吐き出してしまわないことには新しい空気が吸えないわけで。当然ながら、空気が吸えなきゃ死んじゃうわけで。したがって、「ため息なんかついちゃいけないよ」と言われることは大げさに言えば死刑宣告にも等しいわけで。「幸せが逃げる」だなんて生易しいものじゃない。そんなことを軽々しく言われる覚えはない。少なくともその場では。
基本的にわたしは、愚痴や泣き言を内に溜めておくのが苦手なほうです。世間的には「そういうことを言わないひと=偉い」みたいな風潮があるように思うのだけれど、そういうひとはひょっとしたらわたしと逆に「愚痴や泣き言を表に出すことが苦手」だったりするのではないかしら。そういうひとを貶めるつもりは全くありませんが、偉い偉くないの問題じゃなくてただ単純に苦手なことが違うってことにはならないだろうか。わたしも一応それを表に出す時と場合と相手は選ぶけれど、そしてここに書いていい/悪いのラインもその都度考えるけれど、それでもやっぱり公の場で盛大なため息をついてしまうことだってあるんです。そのくらい、見逃してくれたっていいじゃないか。それをわざわざ咎めるような野暮な真似はよしてくれ。苦しいんです。水の底にいるみたいに。
明日は自主オフです。福島で家族会議です。しかしどうにも眠気がやってきそうにないので、飲むだけ飲んでウコンも飲んでぱったり崩れ落ちるみたいに眠って朝が来たらすっきり目覚める、といったイメトレしてからふとんに入ろうと思います。おやすみなさい。