almost everyday.

its a matter of taste, yeah

沈没日記2021ふたたび・26日目

  • グータッチ田中理恵が3人の小学生を指導する企画をみていて、(体操競技の中では比較的初歩的なテクニックと思われる)鉄棒の蹴上がりを成功させた子が手放しで褒められるという演出に涙がドバドバ止まらなくなるなど。「成功できてよかったね、頑張ったね」という意味ではなく「他のふたりがあまりにも蔑ろにされていて辛い」という意味で。
  • 他のふたりにとって蹴上がりとは「とうの昔にに会得した」「今となっては出来て当たり前」の技なんですよね。体格やテクニックに各々差があるとは言え「今そこ?それが出来たくらいで褒めてもらえちゃうの?なんで?こっちはその辺、出来て当然くらいの感じでサクッとスルーされてるんですけど?」といったモヤモヤが少しくらいはあるんじゃないのか、出来杉君的自我が既に芽生えているならその辺とっくに達観してるかもしれんけど、そうは言ってもまた小学生だし褒めてもらえるならそれに越したことはないんじゃね?なんてことを思ったら涙がぼたぼたあふれ出てきて止まらなくなったのでした。いかん。我ながら感情が忙しい。
  • というのもですね。わたし自身がここで言う「他のふたり」的属性寄りなもんでどうしたってそっちに肩入れしてしまうのです。大抵のことはそれなりに、赤点を取らずに済む程度にはやりおおせることができる。なもんで、どうにも印象が薄い。これに尽きると痛感したのです。
  • 「先週のマツコ会議Creepy Nuts回が凄かった」とTLで口々に褒めそやされているのをみてどんなもんかと今更ながらにTVerを視聴したのですけども、そっちは本当にびっくりするほど現時点での自分の心にビタいちなんにも刺さらなかったんですよね。それっていうのは、マツコなり松永なりR-指定なりが進行形で抱えるしんどさが自分のそれにはかすりもしなかったからに他ならないわけで、これを今自分で書いてあらためてその実際のところを認識したら心底しんどくなってきました。自分の?今の?キツさに迎合しないであろう事象には一切関心が持てない、ですって?一体どんだけ視野が狭いのよ。あんた一応大人なんでしょ?仮にも40年以上生きてるわけでしょ?バカなの?なんなの?頭おかしいの?実際そうだと思わざるを得ません。自分のことでいっぱいいっぱいで毎分毎秒あっぶあっぷしてる、下手すりゃ気を抜いたその瞬間からもう呼吸すらままならないかもしれない。バカなんだな、バカなんだよ。おやすみなさい。