almost everyday.

its a matter of taste, yeah

死に損なった男

  • 富谷109で死に損なった男。当初の劇場一覧だと最寄り劇場が大河原しかなくて「ぬおお遠い、ダルい…!」としょんぼりしてましたが、その後無事このあたりまで来てくれてほっとしました。キービジュアルがいくらなんでも本気すぎて素通りできず、これは是非とも観ておきたかった。
  • 序盤は異様にテンポが悪く、ずっとこのままだとだいぶしんどいな〜と思ってましたが二人の利害関係が一応合致したっぽい瞬間から突然ドライブがかかってびっくり。その描写、要る?と理解に苦しむシークエンスがちょいちょい挿入されるし、彼らが何故その言動に至ったのかを描いてるつもりなんだろうけどいちいち分かりづらいんですよね。漫才だとよく「わけわからんけど、わけわかる」みたいな評され方をするネタがありますけどこれはその逆。わけわからそうとしてるだろうけどなんか違う、っていう残念さが最後まで拭えませんでした。
  • が、ネタ出し本番打ち上げ等の本職らしさが垣間見えるシーンは至極ナチュラルあるいは素のやりとりがいい感じに収まってることもあり、間の悪さと生っぽさとが交互に押し寄せてくるもんだから途中で軽く酔いそうになりました。憑く側のいかにも元教師らしい声の張りかたと不器用な父親ぶり、憑かれる側のその辺にいそうでいない端正な見てくれと今にも死にそうなげっそり感が醸し出すギリめの現実感によって画も音も成立してたんじゃないかな、って気がしてます。ちょいちょい出てくる芸人勢が楽しそう。相方もどこかでカメオ出演するだろうと思ってたのに…!