almost everyday.

its a matter of taste, yeah

血管を浮き上がらせて涼しい顔で

寒くて寒くて起き上がれません。正確に言うと、ふとんから腕はおろか爪先をのぞかすことすらままなりません。寒すぎます。トイレに起きて冷たい便座に腰を下ろしたら、一気に素早く目が覚めました。お年寄りなら心臓麻痺で天に召されるなこりゃ、と思います。こんなにいきなり寒くならなくたっていいじゃないか、等と誰に向けるでもない怒りをふつふつたぎらせながら再びふとんにもぐりこんだら、ぐっすり熟睡していたはずの相方が「いやあっ!やめてっ。こっち来ないで!」と実に明確な寝言を発したので怒るというよりむしろ感心したような気持ちになりました。確かにそうだよな。わたしだったら寝たまま張り倒してるかもしれませんもの。それにしても、このひとの寝言は常にどことなく女言葉っぽいです。なんでだろう。

寝なおした後、10時前にあらためて起床。幸い陽射しが暖かいので、ふとんから出ても手足がしびれるほど冷えることはなさそうです。ほっとしたら急にお腹がすいてきました。というわけでまずは朝食を。きのう友人に教えてもらった白菜料理をつくりました。玉ねぎを細かく切ってオリーブオイルで炒め、肉を加えてさらに炒め、くし切りの白菜をごろんと入れてトマト缶を加えてふたをして蒸し焼きにする、という白菜にはめずらしいイタリアン風のレシピです。友人によれば肉は鶏の手羽元等を使うそうですが、たまたま冷蔵庫に豚肉の白ワイン漬けが残っていたのでそれを薄切りにして投入しました。豚肉の臭みが残ってたらショックだな、と思いローリエとコンソメキューブも追加した結果、すばらしくいい味に仕上がりました。本当にこれ、なんぼでも食べられそうです。別鍋でパスタを茹でてソースっぽくからめながら食べたんですが、どっちが主食かわからんくらいの勢いでほとんどひと鍋食べつくしました。満足です。ありがとう姉さん。

食後、海沿いへお出かけ。相方が前の職場に顔を出すというので、それにくっついて行きました。海へ近づくにつれ、だんだん空の色が濃く鮮やかになってきます。いいな。わたしもこの辺で働きたいよ。帰りはゼリーのイエへ寄りました。本日のお買い上げは、毎度マストバイのミルクゼリー・豆乳黒ごまゼリーに加えてパンプキンムースとなめらか蒸しプリン。しあわせ。

帰宅後はテレビみながらゼリーとカプチーノ。高橋さん、勝ったのですね。ゴール後斜め後ろからのアングルで撮られたおみ足を見たら、それまでなんとも思わなかったのに不意に涙が出そうになって自分で自分に驚きました。なんつう絞り込みかたなんだろう、あの裏腿ったら。インタビューでの快活な受け答えからは想像もつかないような地獄を見てきたのかもしれない、と思いました。単純に速く走れるということじゃなく、ああいうとこからまた浮き上がってこられるというのがすごいです。格好いいな。

お夕飯は玄米ごはん、白菜と鶏ひき肉の塩だれあんかけ、豆腐とわかめのおみそ汁、デザートに再度ゼリー。バスの時刻が迫ってたので2品しか作れませんでした。許せ相方。それではおやすみなさい。