almost everyday.

its a matter of taste, yeah

この国では女性の地位が低いみたい

  • とある組織のトップと面会する機会に恵まれるも、名刺を渡して開口一番「ほう、こちらのお嬢は◯◯さんとこか」と時代錯誤なジャブをかまされへなへな脱力するの巻。分かっちゃいるけどそういう土地だよ、そういう土地でオーバー55男性比率ほぼ100%のお偉いさんたちの顔色を窺いながらあれこれ画策するのが仕事なんだよ、きっとそう。虚しい。クロールで水を掻いても掻いても一向に前に進めないみたいな閉塞感、わたしもいつか便利な水掻きを手に入れることができるんでしょうか。いやいやないわー、無理だわむしろ要らねえわー。とは言えめちゃくちゃ不利だし不便だわー。めんどくせえ。いろんなことがひたすらめちゃくちゃめんどくせえ!
  • そんな調子でクサクサしながら職場に戻ると、懐かしい相手からの電話が。本社に異動して間もなかった頃、あらゆる仕事のイロハを叩き込んでくださった頼れるアニキ直々に「これちょっと教えてほしいんだけどさ」とのことで、受話器を両手で捧げ持ったまま直立不動で最敬礼しましたよね。2年前にヒイヒイ言いつつ血尿を見て見ぬふりして死にものぐるいでまとめた案件、瀕死ながらも投げ出さなかった甲斐がありました。
  • 男だから女だから若輩だから年かさだから、そういうのいったん全部うっちゃってきちんと向き合うことができた相手とはその後、こうしてお互い頼り頼られ濃い関係を維持できているように思います。結局のところ相性でしかないのかもしれないけれど、わたしはいつでもそういうふうにわたしを大事に扱ってくれたひとのためになる仕事がしたいと思ったんでした。おやすみなさい。