- 快晴とは行かないものの、十分に陽射しが届く穏やかな陽気。身体が泳ぐような布の多い服を着て、裾をばさばさ言わせながらぐんぐん歩くのが気持ちいい季節です。年間通して最も好きで仕方ないのはなんたって5月、毎月ずっと5月でもいいのに。
- 予約本の準備が整ったとの知らせを受け図書館へ。新潮で蓮實重彦の、すばるで田中慎弥の青山真治追悼文を読んで、胸に石がつかえたような気持ちになりました。師であり共に三島賞作家でもあり、かつて共著も上梓した蓮實先生の嘆きは涙で誌面が濡れているかのよう。田中慎弥、最後の段落が非常に重たいです。置かれた場所は全く違えど「生き残ってしまった」という感覚は多くの人に共通するものかもしれない。
…この春、日本文学は西村賢太を失い、日本映画は青山真治を失った。生きるということは、生き残っているということだ。持ち時間が、音を立てて少なくなってゆく。
(集英社 すばる2022年6月号『生き残った者として』田中慎弥)
- 先発は岸。vs美馬。もはや何も言うまい。今季初勝利おめでとう美馬、連勝中ずっと絶好調だった西川&浅村がここに来て調子を落としつつあるのが気がかりです。おやすみなさい。
美馬の今季初勝利はめでたく喜ばしい、けども、よりによって今日ここでなくたっていいじゃないかロッテさんよ…ううう #RakutenEagles pic.twitter.com/hL0zUEd1bi
— almost everyday. (@almost_everyday) 2022年5月12日