almost everyday.

its a matter of taste, yeah

足りないと嘆くだけにならないように飛び込んで行くんだよ

  • けさの仙台は快晴。1時間あまり北へと飛ぶと、北の大地はあいにくの小雨模様。とは言え、つい昨日まで猛威を振るっていた台風20号温帯低気圧に変わってくれたことを思えば「何はともあれ無事飛んでくれてありがとう」と空に向かって手を合わせたい気持ちがふつふつわき上がってまいります。ありがたや。
  • というわけで、札幌に来ております。最初の目的地に向かうまで少々余裕があったので、まずは軽めにお土産の下見など。まあ、あれだ。例によって、しょっぱなから酒浸りであります。

  • 道産ワインを試飲させていただいたお店の、あれは催事メニュー?なのかしら。その製法を心得る方がまだ日本にはごく数人しか存在しないというパンチェッタ、昆布を使った生ソーセージ、焼き目の美しいカチョカヴァッロがそれはそれは美味しくてもう…!「最終日に寄ります!必ずや!」と売り子のお兄さんと約束を交わしたけれど、たぶん信じてもらえてない気がする。

  • 酒のほかにはこんなのも。新千歳空港限定の夢風船、下へ下へと食べ進めるほど生地がふかふかで美味しかったです。中のクリームも優しい味。てっぺんのフォンダン?アイシング?がちょっとだけ甘すぎたけど、コーヒーにはとてもよく合いました。いかん。試食と試飲とたったひとつのイートインで既に満足しかかっている…!
  • 先発は岸。とりあえずあれだ、試合があまりにも長すぎた。15時スタートの試合がまさか20時前まで終わらないなんて。そして福住駅があんなにも遠いなんて。札幌市街地の宿までたどり着くのに1時間以上もかかるなんて!
  • それはそれとして、岸。怪我で1週飛ばした後だし本来の姿からはほど遠いとしか言いようがなかったのだけど、それでも5回まで投げて最後は満塁のピンチを三振に仕留めた場面はさすがエースの意地と貫禄を見せつけてくれました。こういうところ、ほんとしびれる。
  • シングル打ってソロ打って*1スリーベース打ってこの日大活躍の清宮を、それでもヒーローにしてなるものかと9回に起死回生の同点ホームランをたたき込んだ島内にはライトビジター外野席一同狂喜乱舞したし、延長12回のツーアウトからあわやサヨナラの場面をどうにか凌いだハーマンには心底ヒヤヒヤさせられたという話です。
  • それにしても、ああ。枡田が打って銀次も続いてホームに返すという、我々夫婦が願ってやまない最高の攻撃をまさかここで観られるなんて…!と感激に打ち震えております。欲を言えば勝ちたかった、けどあの展開とあのどアウェイな環境でここまで粘って引き分けに持ち込めたなら上出来と言っていいでしょう。
  • 粘るといえば、あれだけ打席で粘りに粘ってヒットこそ出なかったもののいい感じに球数を放らせた村林にはあともう1打席チャンスを与えてよかったと思うのです。それと、西巻の守備が光ってた。中継ぎ陣もよく耐えた。
  • それはそうと、いま思い出したんですけど7回のリクエストは酷かったです。銀次のレフトフライを近藤が捕球してアウトとされた場面、どの角度からもワンバウンドしてるように見えた、にも関わらず覆らなかったんですよ判定が。近藤もさほどドヤってなかったし、これってかなり微妙じゃね…?と思ったのになあ。
  • 何はさておき、生まれて初めて足を踏み入れた札幌で、最後の最後まで諦めない試合が観られて嬉しかったです。おやすみなさい。

*1:これが本拠地初ホームランだったとか